金峰山〜瑞牆山荘前から富士見平経由ルート往復



5月16日(水)神奈川県の自宅を AM4時くらいに出て八王子バイパス→中央道・八王子インターから乗りました。
道は空いていましたが途中高尾付近で追い越し車線を走行車線と同じような速度で並んで走っている県外ナンバー車がいて少しイラッときました。双葉SAで朝食をとり須玉インターで一般道へ。ETC夜間早朝割引が適用されました。




ETCカードをお持ちの方は長距離を走る際はどういうパターンが割引率が大きいのかあらかじめ調べて旅行プランを立てるとよいでしょう。

これらの割引サービスは連続して適用できませんが同行している別の方のカードを借りれば…。




須玉インターでおりて一般道にでたのはよいのですがナビゲーションは国道をそれて田舎道を指示します。
果たしてこんなルートにコンビニはあるのだろうか?行動食とバナナ4本しか持っていなかったので昼食はコンビニで買うつもりでいたのでした。
しかし、国道からそれたためコンビニは一軒もなく目的地に着いてしまいました。
まあバナナがあるから何とかなるさ!


※以下の画像はクリックすると拡大表示します。




(5:40)ご覧の通り月曜日の早朝ですからガラガラですね。気温は3℃くらいでした。
防寒ジャケットは履かずに出発です。念のため簡易アイゼンはザックに入れていきます。








(6:00)冬枯れの登山道に大きな倒木です。





(6:08)途中視界が開けて正面にドーンと瑞牆山が。





(6:19)富士見平に到着です。幕営人気スポットです。(有料)右手の小さい建物がトイレ。富士見平小屋宿泊者以外の方は有料です。40円だったかな?
また手前左手に水場があります。
左手に進むと瑞牆山、右手の富士見平小屋とトイレの間の方へ進むと金峰山へのルートとなります。


(6:21)富士見平小屋まえから富士山をズームアップ!これから夏場にかけては早朝の時間でないと見えないかもしれません。





(6:50)登山道は立木に日差しが遮られているところが多く、稜線に出るまでは見晴らせるポイントは少ないのですが途中南アのすばらしい光景が目に飛び込んできました。




 
(6:57)こんな感じで薄暗いです。





(7:10)大日小屋に到着。大日小屋に宿泊する方は富士見平小屋で申し込んでおきましょう。
小屋の脇に水場があります。


(7:13)霜柱が!そろそろ彼らの寿命も尽きてしまいますねぇ。

ここから大日岩方面へ指道標がなかなかないので、はじめて歩くと少し不安になります。




(7:31)ようやく指導標がでてきました。
この少し手前に鎖場(ロープ)があります。湧き水でぬれていますので滑らないようにしましょう。






(7:43)大日岩のすぐ下に到着。すばらしい景色が広がります。
ここで悲しい事件が…。デジカメケースをザックとともにおいたところすわりが悪くコロコロコロとケースが転がり落ちてしまいました。うーキヤノン純正なので安くないのに。(泣)





(7:48)気を取りなおして大日岩を見あげて出発です。





(8:07)登山道は大日小屋をすぎると少しずつ凍結してきました。





(8:53)まだアイゼンをするほどではありません。春の残雪は緩みはじめています。





(9:00)ここを登り切れば砂払ノ頭にでようかという最後の急斜面が!?
コレではさすがにムリですので軽アイゼンを履きました。アイゼンなしで上れたとしても下りるときはかなり怖いと思います。両手にストックで何とかなるのかもしれませんが、自分はすっ転びたくありませんので。





(9:07)砂払ノ頭にでました。すばらしい光景です。麓ではあんなに立派な瑞牆山がなんだか小さく見えます。

 
(9:07)左手を見れば富士山がポッカリと浮かんでいるかのようです。





(9:09)千代ノ吹上から五丈岩を望む。この稜線に沿って登山道があります。
見た目ほどきつくはないです。


(9:12)岩の間から富士山。


(9:19)千代ノ吹上の切り立った側をおそるおそる覗きこんでみる…。





(9:51)もう五丈岩が目の前に!もう少しだ。





(10:02)五丈岩(≒金峰山山頂)に到着!ポカポカいい天気です。あたりではツバメが風を切って飛んでいます。
ライミングの心得がある人なら五丈岩に登れるのかも。以前登った際はてっぺんから三段目くらいであきらめました。


方位盤と山名標が新しくなっているような?
ここで少しまったりコーヒーブレイクとしました。




せっかくなので金峰山小屋に立ち寄ってみます。ここから20分くらい下ったところにあります。

(10:42)ところどころまだ残雪があり踏み跡を少しでも外すとズッポリ踏み抜いてしまいます。
写真は誰かが踏み抜いた跡。
足の運びを考慮して進まないと残雪に足を取られて滑ってしまいます。心配なヒトは軽アイゼン装着をオススメ。





(10:50)金峰山小屋に到着。今春、建て替えられたばかりのようです。
ここから来た道を登り返すのではなく千代ノ吹上方面へ進むことにします。




 
(11:00)日照時間の短い北側斜面であることと森林限界より以下の標高であることで、まだこんなに残雪が!
ところによっては股下まで雪に埋まります。ヒー、こりゃたまらん。
赤テープも殆どないので一歩間違えば迷いそうな感じでした。幸いトレースがありましたので迷わずにすみましたが…。





(11:13)やっと稜線に出れました。ふぅ。


(11:18)気を取りなおして砂払ノ頭方面へと戻ることにします。


(11:23)振り返って五丈岩と千代ノ吹上にさようなら。





(11:36)砂払ノ頭で一休み





(12:28)大日岩。ここから小川山へ行けるみたいです。
砂払ノ頭からここまで下ってくるとそろそろ疲れてきます。






(13:34)このようにわりと開けた感じの登山道もあります。





(14:17)疲れたので富士見平から先は林道歩き。瑞牆山にお疲れさん。





(14:36)瑞牆山荘前の無料駐車場に到着。
昼飯食えなかったのとシューズが少しきつくて足が痛かったのが疲れに響きました。




本日の行程。歩行時間 7時間弱、歩数約25,000歩。
金峰山といえば大弛峠から行かれる方も多いと思いますが断然今日の瑞牆山荘・富士見平小屋からのルートの方がオススメです。砂払ノ頭、千代ノ吹上のあの景色はたまりません。

体力があれば瑞牆山もハシゴしよう…。




今回からニューアイテムを活用しました。写真をクリックしていただくと

このような表示になるのですが、赤で囲った部分は 写真のGPS座標をあらわしています。
わたしが使っているデジカメは PowerShot S3 IS ですので GPSレシーバを内蔵しているわけではありませんし、このデジカメに外部のGPSレシーバを接続する機能もありません。
ではどのように GPS情報を加えたのかというと…。

ソニー SONY GPSユニット GPS-CS1K

ソニー SONY GPSユニット GPS-CS1K

これを使ったのです。まずは以下の記事を読んでいただくとして…。


このソニーGPSユニット「GPS-CS1K」はひたすらGPS信号を受信してメモりしているだけです。
あとは付属のソフトが撮影したデジカメのタイムスタンプとGPSのタイムスタンプを比較して一致しているか近いものにあわせて、デジカメデータにGPS情報を埋め込んでくれます。
はてなフォトライフGoogleマップと連携した写真のGPS情報に対応していますので、あとは写真をアップロードすればはてなフォトライフが自動的にはてなマップ上に展開してくれます。
ソニーGPSユニット「GPS-CS1K」はさほど高くないのでオススメ!



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